2018年7月から大手電力会社10社のうち6社が電気料金の値上げになりました。
節約家の頭を悩ませてしまう電気代の値上げ。
値上げは何が原因?真相は?
というとですね。。。。
天然ガスや石炭の輸入価格が上昇したことが理由です。
つまり、燃料費調整額がプラス調整に変動したことによる
電気料金の値上げです。
燃料費調整単価の変動、これが真相です!
ではでは。。。説明をしていきましょう。
電気代を左右する燃料費調整額とは?
電気を、火力発電で作るとき
何かしらの燃料が必要です。
石炭だったり、天然ガスだったり。
電力会社は、
その燃料を調達する必要があるのですね。
電力会社は 電気料金の改定を
国へ申請しなければなりません。
その時、電気料金の設定と燃料の
想定される買い付け価格(基準燃料価格)を
設定します。
これくらいの価格で買えるだろうな~
と予測した金額を基準とするんですね。
それで、
直近3ヶ月の実際の価格の平均(平均燃料価格)と
想定していた買い付け価格(基準燃料価格)との
差が燃料費調整単価となります。
燃料費調整単価は
基準単価や平均燃料価格などから求められています。
その数値をもとに
燃料費調整額=
燃料費調整単価×1ヶ月の使用電力量
という計算式で求められるのです。
詳しくは燃料費調整制度について|電気料金について|資源エネルギー庁
をご覧くださいね。
電気代値上げは どの部分?
2018年6月までは、燃料費調整単価は、マイナス調整でした。
なので、先ほどの計算式でもわかるように
電気を使えば使うほど、使用電気料金から
マイナスされる分が多かったんですよ。
しかし、
あらかじめ予想していた燃料調達の費用より
実際の燃料調達コストが高くなってしまいました。
そのことにより、
燃料費調整単価の数値が
プラスに動いてしまったのです。
電気代の価格に地域差があるのはなぜ?
値上げ予定の電力会社6社の 2016年7月からの電気代は
使用量が平均的な家庭で、
・中部電力が18円
・東北電力が13円
・東京電力が10円
・九州電力が7円
・中国電力と四国電力が5円
それぞれ値上げ、と発表されました。
一方、他の4社は
・北陸電力と沖縄電力は、6月と変わらず、
・北海道電力は、7円の値下げ
・関西電力は、226円値下げ
ということです。
この違いは、電源構成の違いにあると思われます。
今回の値上げ額が大きい電力会社の
電源構成の比重を見ると、
火力発電が大きいようですね。
燃料として使う
天然ガスや石炭の輸入価格が上がったから
もろにひびいたのです。
関西電力は、大飯原子力発電所の再稼働に伴って
火力発電の比重が小さくなり
燃料費が安くついたので226円値下げになったと
想像されますね。
Looopでんきなど新電力会社の電気代はどうなる?
電力自由化によってできた
新電力会社の電気料金ですが
電気代はどうなるのでしょうか?
今回値上げを発表した
6つの電力会社が値上げする部分は
料金プランではありません。
根本的な電気料金プランの値上げではないのです。
わかりやすく言えば、
飛行機の燃油サーチャージと同じようなもので、
料金プラン設定とは別の部分の値上げなのです。
新電力でも、
燃料費調整制度を
採用しているところがほとんどです。
もちろん、Looopでんきも同じ。
しかし、基本料金0円 1kwhの単価も一律、
という料金プランに変更はありません。
もしも、
料金プランの改定がある場合は
猶予期間をもってお知らせがあります。
その間 納得のいく料金プランの
電力会社が見つかったら
変更していいのです。
その場合、Looopでんきに連絡はいりません。
次に契約した電力会社が連絡してくれるから。
解約金0円だし。
だから、リスクも限りなくゼロ。
基本料金も0円、1kwhの電力使用料も一律。
Looopでんきに乗り換えで、電気代節約になりますよ。
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